荒涼

Wild & Cool

1月第3週

  • 1/11 火曜 許可取りを粛々と進めた一日。画集制作の経験が浅いので、許諾が取れないことを想定に組み込んでおらず、台割づくりに時間をかけすぎたことを今さら理解し反省。
  • 1/12 水曜 出社して『CaCM』の発送準備。『WB3』のオンラインミーティング。構想が進んで楽しみになってきた。出版システムの共有会的なことをして、業務フローや使うツールの整理の必要性、そして何より、ツールうんぬん以前のデザイン的態度の根付かせとドキュメンテーションの重要性を改めて感じた。それは誰の仕事だろうか。おれの仕事か。
  • 1/13 木曜 出社して『CaCM』の発送作業など。手首が痛くて汚い字がさらに汚い。デザイナと刷り本を確認していたら1Cページの印刷のまずさを発見してしまい凹んだ。夕方、シンジの家に行き、姪っ子の誕生日プレゼントを渡す。4歳。久しぶりに会ったが可愛さに衝撃を受けた。よく喋る。よく動く。トランプの神経衰弱をやったところ記憶力がハンパない。子どものうちは右脳が左脳よりも先んじるのか? まだ言葉に侵されてないことが影響しているのかも?
  • 1/14 金曜 新しい企画の進行や仕込み作業など。回せる量を既にはるかに超えているので腰が重い。
  • 1/15 土曜 早起きして秩父三峯神社へ。体調がしゃきっとしない奥さんが、ご利益のあると名高い「気のお守り」を欲しがっていたので行ってみた。関越の事故渋滞に辟易したが、事前のリサーチと準備が功を奏し、まずまず安定した道中だった。空気がピシッとして良い場所であった。うっすら雪のかかった山並みが美しい。

    f:id:stranding:20220115112354j:plain

  • 今週はスケボーの練習はナシ。風を切って滑るイメージは頭にあるが、いかんせんまだ手首が痛い。
  • たまに、以前テレビで見た深津絵里リリー・フランキーのCMのことを思い出す。あれは子供のいない夫婦を描いたものだろうか。うちも子供がいないから、そういう夫婦がふたりだけで歳をとっていくことの寂しさと慈しみみたいなものをうまく捉えていたように思え、記憶に残っている。しかし何のCMだったのかの記憶はない。人類のリレーの一員として、自分は次の世代に何を繋げられるか考えている。
  • ここのところ、ばってん少女隊の「わたし、恋始めたってよ!」という曲が好きでよく聴いている。以前聴いた「Oisa」も良かったが、これもすごくいい。なので他の曲もいくつか聴いてみたが、まあまあぐらいで少し安心した。はまらないでいられそう。アイドルを嗜むことは大人の遊びなんだろう。そしてアイドルをプロデュースすることは最上級の大人の遊びなのかもしれない。おれは大人じゃないから嗜まないしプロデュースもしない。少女たちはおそらく、「みんなを元気にすることを目標にがんばっている」と言うだろう。それはつまり、プロデューサー的な大人から、「君たちの使命はみんなを元気にすることだ」と言われているんだろう。おれはこの構図には与しない。