荒涼

Wild & Cool

10/3日曜・晴れ

8:30に起床し、奥さんをジョブに送り出して、二度寝しようと試みたが眠れず。ここ最近、朝は眠いがじゃあ濃度の高い二度寝ができるのかというとそうではなくなってきている。年齢もあるのかも。できる時もあるが。

アステリに行く前に『ファブル』を読む。Twitterの広告が何度も出るから根負けして読み始めたところ、おもしろくてはまっている。iPhoneChromebook、古いアンドロイド端末の3つデバイスで無料分を毎日こつこつ読み進めている。どこかで何らかお金は払うべきだろう。

『ファブル』は殺し屋の話だが、当然デザインの話として読んでいる。佐藤は言う。

身近にあるものを活かせ。いるモノは自分で作れ。たいがいの事は知恵と工夫で乗り切れる

佐藤は優れた殺し屋であるとともにブリコルールだ。

アステリに行き、『CaCM』の原稿整理。ようやくパート2を終えた。手数を要して大変だった。注や参考文献は文字数は少ないが、そこで示されているものをいちいち確認しなくてはならないのできつい。久しぶりにしんどかった。パート3はさくさく進む感じなので、早く片付けたいところ。

18:30過ぎに帰宅し、北海道旅行の計画を立てて、サッカーを見て、ゾンビを見て、シャワー浴びて今。穏やかかもしれないが、ずっとこのコロナ以降の暮らしに慣れていない感。退屈さと倦怠感。それでいて時間はどんどん進み、変化はないように見えて着々と老いと死が近づいていることの恐怖。人生に押し潰されそう。押し潰されそうなのにもこのトシになるとさすがに慣れるので、あるいは目を背けられるので、押し潰されそうだなあ、なんて思いながら、ソニック・ユースの「ウィナーズブルース」を心の中で少し歌うだけ。