荒涼

Wild & Cool

2024年2月の近況

2023年1月31日15時をもってクエがサービス終了となった。「クエ」の正式名称はDQMSLであるが、ずっと「クエ」と呼んでいたのでここでもクエとする。 今年10年目を迎えるゲームで、自分がやり始めたのはおそらく3年目ぐらいの頃。途中、やるのを二度ほどやめ…

2023年7月の近況

過去最高のスピードで過ぎた1ヶ月、という実感。そんななかでもひとつの出来事を記しておきたい。 某日。Amazonのプライムデーでウォシュレットを購入。これまで10年近く使っていたウォシュレットの便座にいつからか小さな亀裂が入っており、いずれ繊細な裏…

〜2/17

ここ最近はずっとSpotifyのDiscover Weeklyを消化することに努めているが、30曲を聴き通すのはなかなか大変で、でも最後の方にびっくりするようないい曲があったりするから油断ならない。そんな感じでディスカバーしているわけだが、いいなと思ってFavをつけ…

〜2/12

先日の散髪がしっくりきてなかったので例によってすきバサミで自分でザクザク切ったのだが例によってうまくいかず、常に自分に自信がない状態が続いており日々微妙に憂鬱。出社するのも人と会うのもどうも気が乗らない。こう書いていることで、なんだ、毎日…

〜1/21

1月は親族の誕生日が多い月で、姪、妻、母、父と続く。アニバーサリー繁忙期である。とはいえたいしたことをするわけではないが、「おめでとう」という気持ちにはなる。日々の生活のなかで、「おめでとう」の気持ちになることは多くはない。誕生日の「おめで…

〜1/12

眼科でもらった薬が効いたようで、白いモヤは消え、あと視界上部に残る飛蚊のみとなりホッとした。黒い暖簾が消えるのはまだまだかかりそうな感触だが、運転に支障はないのでまあよし。 飲み会を増やそうとしており、自分から誘ってみたりしてがんばっている…

1/1-2

正月。奥さんの実家に挨拶に行き、酒を少々飲み、帰宅していつものようにシャワー前にプランクをしていたところ、右目内にジェネラティブアート的な黒いマーブル模様が突如発生。ゆらゆらと視界を泳ぎだす。飛蚊症かな、以前にもあったよな、ぐらいの感じで…

12月第3〜12月末

クリスマスと年末年始シーズンは苦手だ。今年一年が終わるどころか世界が終わるような気分になるから。なので例年同様世界の終わりの気分で過ごしたこの数週間であった。 ふと一年前のこのあたりの日記を読み返してみると、今年の目標は、 よく噛んで食べる…

11月第4〜12月第2週

先週木曜、浦和の眼科で右目眼瞼下垂の手術。それなりに痛かった。術後4日経ち、腫れはぼちぼち引いてきたが、不安を感じさせる形状をしており、どうなるかわからないけれども、右でちゃんと見える。これが大きい。手術をした目的そのものだが、この、左だけ…

11月第1〜3週

コロナ後遺症とそれに伴っての咳喘息は先週ぐらいにほぼほぼ治まった。もっと続く人もいるようだし、これでラッキーだったんだろうなという認識。とはいえやはり治療薬がない病気にかかるのは非常に厄介だなと、罹ってみて思う。インフルエンザの予防接種も…

10月第5週

奥さんが金曜にコロナ発症し、自宅隔離で看病していたが、当然自分も発症(水曜の夜)し、3日間ほどの高熱、その後続く咳に苦しめられていた。2週間会社には行かず。家で粛々とやっているが、家だとどうにも調子が出ないので、たいした進捗はないが、まあで…

10月第3〜4週

変わらずの停滞感。この停滞の意味づけをしようと、なんらかのメッセージをキャッチしようと、窓から差す光を薄目で眺めてみたり、好きな海外アーティストの曲の歌詞を調べてみたり、していた。 最近はツイッターから時間の重みみたいなものを改めて感じる。…

10月第1〜2週

クエをやってCL観てNHKオンデマンド観て、という感じ。『ゴールデンカムイ』を読み始めた。読み途中の本も少し。つまり何もしていない。もう少し人と会って話そうとしている。 連休は帰省し、大磯港、二宮団地、大磯農園付近を車で回り、2日目はシンジと姪っ…

9月第4〜5週

9月が終わった。RtD本の後作業を散発的にやりつつ次のシビックテック本の原稿整理を地を這うように血を吐きながらじりじりと進めつつ並行案件のミーティングやら打ち返さなければならないボールを打ち返したり空振りしたりして過ごした2週間だった。すでに完…

9月第1〜3週

たぶん鬱々とした感じの日々だった。時は早いなという感慨だけが。 作業場よりも会社で仕事をする方が疲労度は低いということがわりと明白な感じになっており、そろそろ解約すべきかどうか、とはいえサードプレイスはあってほしいし。 図書館で借りた数冊の…

8月第5週

かなり生産性の低い一週間だった。RtD本をばたばたと入稿したが、元気が出ないのでその他の仕事の進捗は悪い。つい劇場版エヴァンゲリオンなどを観たりなどした。反芻しているが、シンジはかわいそうだな、という感想が多く占める。 日曜はマームとジプシー…

8月第4週

どうにも元気が出ず、寝付きも悪い。忙しいような忙しくないような。やりたいことがあるようなないような。本格的な中年の危機の様相を呈してきている。何もかも空しい。為政者は、国民の皆様がバカだってことを知っている。勝手に国民の皆様どうしで潰し合…

8月第2〜3週

どうにもつらい2週間だった。政治とカルト団体の癒着を知るにつけこの国の底は完全に抜けてるなという絶望に包まれるわけで、何かをがんばろうという気になれないのは無理もない。が一方で、まあそうならそうでやるしかない、絶望からスタートするしかない、…

7月第5週〜8月第1週

打ち合わせの多い2週間だった。RtD本を進めている。初めて仕事する優秀なデザイナさんなのでビビっていたが、フランクに接してくれてありがたかった。 保険の見直しをし、アルファーロで千円ディナーを楽しんだり、冬にやらなかった窓掃除をしたり、これまで…

7月第3〜4週

コロナが治まったというかもう飽きたというかで、人々の気分が外向きになり、お金や時間やアテンションの向かい先に本はない、という潮目の変化がさらに続いている雰囲気。5月あたりから書店の動きは弱い。本というパッケージコンテンツではない何かサービス…

6月第5週〜7月第2週

6/27 アジャイル本の校了。 6/28 数年ぶりに明治大学へ。悩む著者に対してドバドバと雑な言葉のスケッチを繰り広げた。 6/29 are we human再版ミーティング。今ならオビには「がんばれ人類」というキャッチコピーを載せるだろう。 6/30 米国より帰国した訳者…

6月第3週〜6月第4週

寝付きの悪い2週間であった。重なる仕事をぎりぎり捌きつつ制度設計仕事を頭の中で行っていた。逆流性食道炎の症状も少し出たが、早めにタケキャブを投入することで回避することができた。 本を作るのにうんざりしている。数年に一度訪れる倦怠期であればい…

5月第5週〜6月第2週

これまた忙しい2週間であった。並行案件増え過ぎで打ち合わせも多いし原稿もゲラも見本誌も手元に来ていて捌くのに四苦八苦していた。というか捌けなかったのだけど。 たくさん作りたいし、進行中のものも遅れるので、企画はどんどこ仕込む方針でしばらくや…

5月第3〜4週

5/16 病気で休んでいたグループ会社の人の復帰予定が立ったと聞いて嬉しかった一日。 5/17 つらい案件の重版のやりとりをした一日。 5/18 アジャイル本の原稿整理に集中してたはずの一日。 5/19 民主主義本のミーティングが楽しかった一日。 5/20 ミーティン…

5月第1〜2週

画集を済ませたので近年まれに見る穏やかな気持ちで連休を過ごせた。他のプロジェクトも山積みになってはいるが、差し迫って対処することはなかったので、そうするとやはり、この先どうしようかな、いつ編集長職を引退すべきか、そのあと自分は何をやるのか…

4月第4〜5週

毎週日記を書かねばと言いながら結局2週分を急いで書く羽目になってしまった。変わらず画集を進めつつ、校了および印刷立ち会いを完了させたのとともに、思いのほか早くあがってきたアジャイル本の原稿を通読したり、リサーチスルーデザイン本のフィードバッ…

言葉は伝染する

ある人の語彙、ある人が使っていた言葉が、その語彙を備えていなかった別の人に、うつることはよくある。ウイルスのように。 言葉の伝染がウイルスの伝染と違うのは、伝染して他者に使われるようになった言葉は、他者から伝染されたものであるとは気づかれず…

4月第1〜3週

主に画集に時間をあてていた週であったが、サポートの子に大半やってもらっていたので、そんなに忙しくなかったはずだけど、「なんかバタバタしてました」という印象の日々であった。せめて毎週日記を残さなければ。先々週の仕事のことは忘れてしまう。 先々…

本を作るとはどういうことか

本は、紙を束ねて一辺を綴じたものである。 そこでの紙一枚一枚はページと呼ばれ、それぞれのページの両面には何か(例えば文字など)が描かれており、導かれる行為は「めくる」というものである。 デジタル時代においては、ウェブサイトにもページと呼ばれ…

3月第4〜5週

D+R本を校了し、画集の制作に重心を移しつつある。D+R本、時間かかった。技法書を作るのは久しぶりだったが、通じていない領域のものだったので大変だった。また、この時代に技術解説をするうえで紙の本は適切なのかどうか問題に再び向き合いながらの作業と…